こんにちは。いくやです。

今回はARGUS CRYPTO Laboratory

仮想通貨自動売買システムTESについてお伝えします。

是非参考になればと思います。

 

当ブログにおいて掲載する情報・内容については十分の注意・確認した上で

掲載しておりますが、管理人の個人的判断に基づくものでその内容について

保証することはできません。

また、内容によっては情報が古い、あるいは間違っている可能性もあります。

当ブログが起因の一切のトラブルに関していかなる損害にも責任を負いません。

 

 

TES
TES

 

 

販売者情報

販売者 ARGUS CRYPTO Laboratory
運営責任者 Benjamin Brooks
住所 San Francisco,USA
メールアドレス support@argusproject.co
電話番号 記載なし
販売ページ こちらから

 

内容

プレセール開始後、わずか1時間で500台の販売実績!!

実践者500名全員がプラスに収支に成功している、

仮想通貨自動売買システム「TES」を使って、大きく利益を出してみませんか?

もちろん、システムを使って出た利益はすべてあなたのものです。

あなたは毎月最低でも「90万円」が受け取れます。

たとえ、仮想通貨初心者の方でもまったく問題ありません。

(TES2最低運用額10BT×平均月利18.1%での運用の場合)

※販売ページより引用

 

仮想通貨関連の案件はアービトラージが人気な様で、昨年からも結構な割合で

アービトラージに関する案件が出回っています。

今年も同様にアービトラージ案件が人気になるのでしょうかね?

昨年から人気があったと思われる、あるアービトラージの案件が年明けに

騒がれているようです。

良い意味ではなく、悪い意味でなのですが…。

 

このTESと呼ばれる案件はアービトラージの自動売買により利益を上げていくもので、

AIを駆使して市場を監視してアービトラージをしています。

TESに参加するには次の4つのうち、どれかのプランを選択します。

 

プラン 運用額 月利
TES1 10BIT未満 12.5%
TES2 10BIT~ 18.1%
TES3 30BIT~ 25.3%
TES4 50BIT以上 41.6%

 

契約期間は600日で、その期間中にビットコインのアービトラージで

利益を増やしていきます。契約期間が終了するまでは元金は引き出せません。

引き出しが出来るのは、アービトラージを運用して発生した利益のみです。

この利益を引き出さなければ複利で運用することができ、それが月利と

相まって爆発的に資産を構築させる事が可能なようです。

TESを使って半年後、1年後、満期まで複利で運用した場合、どのくらいまで

ビットコインで資産が増えるのが単純に計算してみました。

 

プラン 半年後 1年後 満期
TES1(1BITで運用) 810,915円 1,643,956円 4,218,038円
TES2(10BITで運用) 10,853,239円 29,448,201円 111,444,321円
TES3(30BITで運用) 46,439,515円 179,719,043円 1,091,949,782円
TES4(50BITで運用) 161,216,510円 1,299,538,157円 21,003,664,027円

※1BIT=400,000円として計算

 

何だか複利だと、とてつもない増え方していますねぇ~。

特にTES3とTES4のプランが…(汗)

アビトラで月利40%(TES4)超えって、ホントに大丈夫なんでしょうかね?

フツーに投資として考えたら現実的ではないですね。

逆に数字が大きすぎて不安です(笑)

TES4で50BIT(2000万円)で使用したら

・半年で約1億6000万円

・1年で約13億円

・満期で約210億円

ですよ⁉増え方が異常です。

 

TES4の月利は平均的に50%オーバーの性能があるらしいです。

そのうちの約10%を運営側の利益、残りの約40%を投資者の配当に分けるそうです。

一体どんな性能なんだよ⁇と突っ込みたくなりますが、

HP上のTESの説明を見る限りでは、こういった数字に関しては

誇大広告というふうに私は受け止めますね。

 

さらにビットコインのアビトラとは別に、優良顧客に対してアルトコインのアビトラの

TESアルファというプランの案内がくるそうです。

運用は5BITからで、契約期間は360日(期間中は元金の引き出しは不可)

…そして気になる月利は30%!!

マジかぁ⁉

破壊力アリ過ぎだろォォ…(笑)

TES1~4もTESアルファも、こんなのもし本当なら参加者が殺到しますよね?

 

正直、私はこのTESに関してはノーマークでしたが、昨年の5~6月くらいから

このTESが展開されていたようで、結構参加者がいるのではないかと思います。

最初このTESを知った時のは、D9やTCCに加速装置を付けたようなHYIPな

印象を受けました。

当時HYIPに参加していてオイシイ思いをしていた方達なんかは、過去の栄光を

もう一度味わう為に参加および勧誘をしたりしているのかな?

って、ふと思ってしまいましたが…。

 

まぁ、HYIP経験者でなくても色んなアフィリエイター達が宣伝していますからね。

直接または間接紹介、2ティアまでとか紹介者用の特典でもあるのでしょうかね?

HP上の説明では

・カンタン

・平均の月利50%超え

・毎月90万円

・実践者500名全員がプラス収支

などなど良い事ばかりが並べられており、TESに参加するにあたってのデメリットの

説明がされていないのも引っ掛かります。

当然、何かしらのリスクもつきものでしょうからね…。

 

 

 

 

仮想通貨自動売買システムTESの危険性

結論を言うとこの案件はおススメできません。

理由を以下に挙げます。

 

 

運営元がハッキリしていない

ARGUS CRYPTO Laboratory
ARGUS CRYPTO Laboratory

 

ARGUS CRYPTO Laboratoryは2012年の1月20日にドメインを取得しているようです。

しかし、HP上にあるのは2016年以降のロードマップなど、ここ2~3年の事しか

記載されておりまません。

ドメイン取得から2016年まではどのような事業活動をしていたのでしょうか?

不明のままです。

また、特商法の住所もアメリカのサンフランシスコという漠然的な住所で、

何処でどのように運用しているかが分かりません。

ARGUS CRYPTO Laboratoryが提供しているサービス(商品)はこのTESしか

ないのでしょうか?

数年あればいくつか開発や提供できるものがあっても良さげなのですが…。

連絡方法もメールのみなので、何かあった時に直接連絡を取れないという不安もあります。

 

ARGUS CRYPTO Laboratoryの住所は特商法の通りアメリカなのですが、

そもそもアメリカ国内でTESのサービスを展開しているのでしょうか?

仮にアメリカで展開しているのであれば、当然日本よりアメリカの方がユーザーが多く、

TESがHP通りの性能を発揮している場合、かなりの収益が上がっているハズなので

アメリカでTESを健全に運営されているのであれば、かなり大きい企業であると思われますが…。

真っ当な企業であれば、アメリカのサンフランシスコで住所が終わる訳がありません。

 

実はARGUS CRYPTO LaboratoryのHPへのアクセスが多いのは日本です。

というより、ほぼ日本からしかアクセスがありません…(汗)

アメリカで事業展開していないというより、ARGUS CRYPTO Laboratoryの企業としての

実態が無いのでは?と思います。

要は最初から日本人を対象に騙すことを目的としたニセモノのHPであると考えられます。

TESを運用して出される利益はアビトラで稼いだものではなく、

誰が運用するのに入金したビットコインでまかなっている可能性があります。

まさかのポンジスキーム疑惑!!⁇

 

 

資料請求する際に個人情報を入力する必要がある

個人情報入力
個人情報入力

 

大体こーいう案件っていうのは、メールアドレス&LINE登録のような流れだと思うのですが、

このTESでは資料を請求するという変わったパターンです。

その時に上記の画像の様に住所や電話番号などの個人情報を入力しなくてはいけません。

これは、かなりにリスクです…(汗)

この情報が色んな業者に共有されて、この個人情報を基に様々な勧誘メールや

セールスがくるかも知れませんので要注意ですね。

こういう情報が金になるので、入力して申し込んでしまったら業者はウハウハです(笑)

(本当に稼げるのか?という検証が目的で、敢えて特攻する方々もいますが…。)

ARGUS CRYPTO Laboratoryでは住所を隠しているのに、こちら側の詳細な情報を

入手しようとするのはフェアではないですね。非常に都合の良い企業だと思われます。

本当にTESを使用して稼げるのであれば、ARGUS CRYPTO Laboratoryは

住所や職業など必要以上に個人情報を収集しなくても良いのでは?

運用資金や配当などの送金のやり取りはビットコインのハズなので、

お互いのビットコインのアドレスさえ分かれば問題ないでしょう。

 

 

 

最後に

アメリカではなく日本へ向けられたTESという案件、運営元も日本人でしょうし

詐欺グループが関わっていそうな感じが拭えませんね。

実は年が明けてから、集団訴訟プラットフォームmatomaなどでこの案件が

騒がれているようです。

 

 

不安定な市場や価格操作の影響で大きな損失を出し、事業継続が不可能になり

何とサービス停止(TESが飛ぶ)という事態に陥りました(汗)

市場が不安定なのは2018年や2019年に限らず、もっと前からそうでしたが…。

アビトラは理論上、負けないので相場に影響されないのでは⁇

それに価格操作だと決めつける根拠は何でしょうか?

誰が仮想通貨市場の価格操作しているのか知っているのでしょうか?

仮想通貨界のフィクサーと言えば、それは吉川将大氏しかいないでしょう⁉

…彼が仮想通貨界を牛耳っているという、そんな案件が前にありましたね…(笑)

 

吉川氏はともかく、TESが飛ぶことにより1/18までに出金申請をしてくれと

書かれていますが、サポートがまともに機能していなかったようです。

集団訴訟プラットフォームmatomaで億単位での被害額になっているようです。

そして、それに関する被害者のコメントもかなりの数があるようで詐欺案件として

今後、警察などで何か動きがあるかも知れません。

 

数億円規模の被害になっているのは、ある人物が優良案件としてブログなどで

取り上げた影響が大きいのではと思っております。

ある人物とは様々な案件を検証しているアフィリエイターのベガ氏です。

情報商材など怪しい案件などを検索すると彼のブログが結構上位に

出てくるかと思いますが、彼はTESについて色々調べ、運営側に問い合わせたり

自身でもTESを運用した上で、TESは優良案件であるということでブログや

メルマガでTESの内容や運用実績などを取り上げています。

ベガ氏以外にもTESを紹介していたアフィリエイターはたくさんいると思いますが、

ベガ氏の影響はそこら辺のアフィリエイター達と比べ物にならない程大きいでしょう。

私自身、ブログやアフィリエイトを始める前から色んなアフィリエイターのブログを

見ていましたが、その中でもベガ氏のブログを非常に参考にしていました。

TESが飛ぶ事態になった時にベガ氏はTESやARGUS CRYPTO Laboratoryとは

一切関係なく、あくまで参加者と同じくTESを一契約していた立場で自分も

被害者であると語っています。

しかし、自身で優良案件として紹介し、多くの人やお金(ビットコイン)を

動かしている影響は少なからずあるでしょうし、ただの被害者で終わりという

訳にもいかないでしょう。

ベガ氏の名前の付いたファンドに参加した多くの方々も被害を受けていますしね。

ARGUS CRYPTO Laboratoryは資金力のない人には融資先を斡旋し、

借金させてまでTESをやらせているという話もありますので…(汗)

異常に高い利回りや特商法に不備のある事を考えると、ベガ氏がTESを

優良案件と判断することはまず考えられないのですが…。

何がベガ氏をそうさせたのでしょうか?

不思議でなりませんね…。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

いくやでした。