こんにちは。いくやです。

今回は中川大輔のInitial Talent Offeringについてお伝えします。

是非参考になればと思います。

 

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Initial Talent Offrerring
Initial Talent Offrerring

 

販売者情報

販売者 Sent inc
運営責任者 ポンイブン(Pong Weiwen)
住所 台湾台中市北區華美街二段262號 5樓
メールアドレス response@ito-cosplay.com
電話番号 050-8892-1046
販売ページ こちらから

内容

10兆円市場への参入が決定!

上場後の価格割れが起こらない『●●戦略』を

世界初導入した最先端の暗合通貨

※販売ページより引用

 

最近は仮想通貨系のオファーが大人しめになっているような雰囲気かと思いましたら、

忘れた頃にまたやってくるものですね。

皆、仮想通貨で稼ぐのを諦めていたのかと思っていたのに…。

ビットコインはまだまだこれからなので、今のうちに沢山の人が仮想通貨の世界から

離れていってくれた方が私的には助かるんですけどね…(笑)

今回はICOならぬITO?

聞きなれない言葉ですが、ICOとどう違うのでしょうか?

Initial Talent Offering…。

コインではなくてタレントをオファー⁇

まぁ、何かの仮想通貨のICOだと思っていて間違いはないのでしょうけど。

 

3つの約束
3つの約束

 

今回のオファーをしている運営側から3つのことが勝手に約束されています。

このITOに参加すれば、上場後も購入時よりコインの価格が下がらないと言っていますが、

プレセールや上場以前にそんな事を言って大丈夫なのでしょうか?

これが本当に事実であれば、購入時より低い価格で売却したり、塩漬けするリスクが

無いので、ITO参加者は少なからずとも利益を出せる計算になります。

昨今のICOの状況からすれば、ICOの価格が割れないという事は凄いんでしょうがね…。

約束の②、③で真実のみを伝え、煽る事はしないと約束しているので、要するに

嘘はつかないと誓っているようなものですが、果たしてどこまでが本当なのでしょうか⁇

 

ICO価格割れの原因
ICO価格割れの原因

 

ページにはICO価格割れの原因を記載していますが、これって過去にあった

ICO案件の事を言っているのでしょうねぇ~。

中身スカスカで資金集めの為に募集をかけるICOは、要するに詐欺案件であると

プロモーション側は言っているようにしか受け止められないですね…(汗)

単純に他のICO案件を批判しているようにも聞こえますね。

 

使用したいユーザー
使用したいユーザー

 

動画を見ていくと謎の言葉が飛び交います。

今回のITOコインを使用したいユーザーは現時点で75万人いると言う事です。

その75万人は該当するコインが上場まで待たないといけないのですかね?

まだ世の中に広まっていないコインなのに、そのコインの存在を知っているのでしょうか?

何故、75万人もいるって分かるのでしょうか?

 

10~100倍
10~100倍

 

新しい年になってもう3ヶ月も経っていますが、残り9ヶ月で最低10倍にすると書かれています。

これは結構、無理を言っているのではないでしょうか?

先程の約束をもう破ってしまっているような気もしますが…(汗)

残り9ヶ月で10倍以上になる根拠が書かれているのであれば、まだ分かりますが。

 

確実視⁉
確実視⁉

 

動画では使用したいユーザーが75万人いるという他にも、約束した内容を破っているかの

表現がどんどん出てきます…(汗)

「上場後に3~5倍が確実視されている」という表現ですが、この確実視という意味を

動画を見た人はどーいう風に捉えるでしょうか?

中には100%とか絶対とかって思う人もいるのでは…?

もう十分、煽りの部類に入ってますねぇ~。

上場直後に売り抜けて逆のパターンも普通有り得ると思うのですが、

それが起こってしまった場合も約束を破る事になりますし、嘘だったという事にも

なりますね。

 

 

 

中川大輔とは?

中川大輔2
中川大輔2

 

株式会社キュアの執行役員として現在活動しているようですが、メディア戦略や

イベント運営が得意なようですね。

過去にも色々あったようですが、今回はITOコインを世界中で使用させるの為に

ユーザー確保に尽力しているようです。

このプロフィールにヒントが隠されていますが、ITOに使用するコインは

「Cure World Cosplay」で使用されるコスプレトークンの事でしょうね。

 

私もだいぶ前にコスプレトークンの存在は知っていて、何度か公式サイトも

見たことがあります。発想は面白いですし、有効にトークンやサービスが

利用できるようになれば、世界中のコスプレイヤーと交流し活動を応援できる

様になる世界が来るのだろうか前々から少し期待はしてます。

Cure World Cosplayを通して、是非とも美人な白人コスプレイヤーと

国際交流したいですねぇ~(笑)

 

3~5倍
3~5倍

 

動画では、上場後3~5倍の価格を狙っていると中川氏は語っています。

3~5倍を狙っている?

3~5倍は確実視なのでは?

どーも、表現が統一されていないのが気にはなります。

一体どっちなのでしょうかね。

 

コスプレトークンは既に利用したいユーザーを確保している事や

流通させる為のプラットフォームが出来ている事などの理由で

他のICOや仮想通貨とは異なり、上場後に価格の上昇が狙える事を

主張しています。

中川氏の言う事は分かりますが、それが日本のトークン保持者はともかく、

コスプレイヤー、コスプレ業界に関わる人達がそのプラットフォームを

利用することによりコスプレトークンの価格上昇に貢献してくれるかは

また別問題です。

コスプレトークンが注目を浴びて目立たなければいけないでしょうし、

コスプレトークンがリアルなコスプレ業界の人々に認知されるまで

どのくらいかかるのでしょうかね?

利用したいユーザーが75万人いるとは言っていますが、75万人で

市場や価格に影響を与えるだけの勢いがあるのでしょうか?

 

 

 

Initial Talent Offeringの危険性

 結論を言うとこの案件はおススメできません。

理由を以下に挙げます。

 

 

セールスレターや中川氏の言う事が矛盾している

最初の方にありましたが、このITOのページには運営側で3つの約束を掲載しています。

 

3つの約束
3つの約束

①は正直、戦略がどうかという問題ではないです。

上場後の価格は需要と供給のバランスによって決まるので、

プラットフォームを提供している会社やコスプレトークンの状況によっては

ICO価格割れも十分に有り得ます。

これは上場して世の中で取り扱われてみない事には分かりませんので

価格なんてどーなるかは分かりません。

最悪、需要が無さ過ぎたり上場廃止になったりして、

処理すらできない電子ゴミになる可能性だってあり得ますからね。

 

②と③に関してですが、動画で中川氏はCure Holdings Limitedの

代表取締役だと言っていました。

 

中川大輔1
中川大輔1

Cure Holdings LimitedはコスプレトークンのICOを行う会社の様です。

「平成最後の億万長者プロジェクト」ということで、今回のITOは

ICOを行う会社の代表である中川氏が自ら登場し、プロジェクトへの参加を

勧めている訳ですが、ITOよりも前の2018年の春には既にコスプレトークンの

ICOが行われています。

動画の第1話では、ITOコインがコスプレトークンである事を隠していました。

という事は、コスプレトークンのICOにも触れていないですよね?

何故、ICOが行われた後にわざわざこの様なオファーを行うのでしょうか?

しかも、大真面目に3~5倍を狙ってゆけると言うような事を語って…。

コスプレトークンを使用したい75万人 = コスプレトークンのICOに参加している投資家

ではないと思います。

既にICOの期間や販売規定枚数が超えているのであれば、

今回の様にITOの案件を展開する必要も無いハズです。

ITOの動画で中川氏の言う事が本当であれば、2018年の春にICOに参加した投資家達は

どのくらいの資産を構築できるのでしょうか?

ITOだと昨年のICOよりも高い価格でコスプレトークンを購入するという事になりますよね?

そもそも上場直後の3~5倍の上昇で一般庶民が参加して億万長者を狙えるでしょうか?

億万長者とまでいかなくても、儲けられるかと言うと現実的ではないと思いますね。

 

 

特商法の記載が…

もう、そのまんまですね(笑)

特商法の住所が台湾となっていますが、その住所はレンタルオフィスの住所の様です。

しかし、電話の項目は050で始まっています。台湾に繋がるのでしょうか⁇

そして、運営の責任者は謎の人物名が…。

中川氏が動画に出ているのに、運営に直接関わっていなかったらおかしくないですか?

世界を飛び回っていたのは、実はユーザー確保ではなくて

ITOの運営会社(レンタルオフィス)確保の為ではないでしょうか⁇(笑)

海外の住所を使用しているとなると、他のICOを批判していても

その批判しているICOと同じ事をしているようにしか思えないです。

WITHコインやNAGEZENIも同じように海外の住所を使用していませんでしたかね?

傍から見ると、バックれる気満々にしか見えないですね…。

 

 

最後に

小野里はじめ
小野里はじめ

 

ネットビジネス界の安定のインタビュアー、小野里はじめ氏が今回ITOの

ナビゲーターを務めています。

これまで彼が関わってきた案件の実績を考えると、今回もまぁ~(汗)

炎上案件請負人ですから、いつもの通り小野里氏には期待したいところですね⁉

(悪い意味の方でなんですがね…)

これで彼の歴史にまた(怪しい案件が)1ページ刻まれてゆく事でしょう…。

過去にインタビュアーを務めた案件では、ビジネスモデルがFXなどもあり、

プロのトレーダーにスマホの設定とかもやってもらっていたかと思いますが、

あの案件はどーなったのでしょうかね?

 

中川氏がICO価格割れや価格上昇について動画で色々と語ってはいましたが、

それに関しての明確に理解できる根拠が述べられてはいません。

また、ホワイトペーパーに記載されているロードマップの内容が進んで

成功したからと言って、コスプレトークンの価格の上昇に直結するとも限りませんので、

そーいった事も含めてITOに参加する前に一度冷静になって考えた方が良いでしょう。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

いくやでした。