こんにちは。いくやです。

今回はTesslineについてお伝えします。

是非参考になればと思います。

 

当ブログにおいて掲載する情報・内容については十分の注意・確認した上で

掲載しておりますが、管理人の個人的判断に基づくものでその内容について

保証することはできません。

また、内容によっては情報が古い、あるいは間違っている可能性もあります。

当ブログが起因の一切のトラブルに関していかなる損害にも責任を負いません。

 

Tessline
Tessline

 

販売者情報

販売者 TESSLINE LIMITED
運営責任者 IAIN CAMERON
住所 Block B, The Cresent Building, Northwood, Santry,

Santry Demesne, Dublin, D09 C6X8

メールアドレス a.novak.tessline@gmail.com
電話番号 +353 1 443 3309
販売ページ こちらから

 

内容

受動的所得に2.4%デイリー

アフィリエイトプログラム21%

専門的なコンサルティングとソリューションを提供しています。

豊富なオプションからあなたに合った投資プランを選んでください

※TesslineのHPから引用

 

今年の1月にアイルランドから上陸した投資案件のTesslineというものが

日本で広がりつつあるようです。

高利回りを謳うHYIPのような案件はもうあまりないと思っていたのですが、

このTesslineという案件も高利回りを謳っているので、以前に流行っていた

D9やTCCのように危険な仮想通貨関連の投資案件なのでは?

と思ってしまいます。

3月くらいからSNSで宣伝している人達が増えているようで、

登録・入出金方法等を説明しています。

また、配当が出金できたとか再投資している等、自身の運用情報を逐一

報告している人達もいるようで、Tesslineへ勧誘が活発になってきているようです。

このブログを始める前の私であったらすぐに飛びついているかも知れませんが、

これまで出てきた怪しい案件の様にTesslineも調べていきたいと思います。

 

プラン名 日利

※( )は満期

最低

投資額

最高

投資額

契約日数 満期

終了後の

元本保証

Loyal 1.6%

(48%)

$50 $2,500 30 あり
Increase 日利なし(205%) $2,500 $5,000 50 なし
Professional 2%

(50%)

$3,000 $15,000 25 あり
Prosperity 日利なし

(400%)

$10,000 $100,000 110 なし
Luxury 2.4%

(132%)

$15,000 $150,000 55 あり
Growing 日利なし

(1200%)

$15,000 $150,000 200 なし
VIP 日利なし

(200%)

$10,000 $500,000 40 なし
VIP2 日利なし

(255%)

$500,000 $2,000,000 40 なし
VIP3 日利なし

(300%)

$2,000,000 $5,000,000 35 なし

 

投資プランは基本的に上記の様になっていますが、これ以外にも

さらにプランがあるようです。

これだけでも結構種類が多いと思うのですが…(汗)

このTesslineでは契約が満期になった時に元本が保証されるプランと

元本保証なしで長期間で投資額が数倍になるというプランが選択できるのが珍しいですね。

過去のHYIPで元本保証するというのがあまりなかった気がするので、

元本保証する投資プランは魅力的に感じてしまうかもしれませんね。

 

MLM
MLM

 

Tesslineでは日利または満期の配当だけでなく、紹介プログラムというものを採用しています。

会員がTesslineを誰かに紹介し、入会するとボーナスが入る仕組みになっているようです。

会員のランクによって入るティア数やパーセンテージが異なるようで、

この紹介ボーナスも集客できる人によっては、かなり大きい収入になるでしょう。

しかし、これを見るとHYIPというかポンジスキームにありがちなMLM形式なので、

紹介ボーナスだけでも結構な金額を充てている気がしますね。

 

JPX
JPX

 

TesslineのHPには

・ロンドン証券取引所

・ミュンヘン証券取引所

・JPX(日本取引所グループ)

等の各国の証券取引所と提携しているかのような表記があります。

気になったので、ロンドン証券取引所と日本取引所グループのサイトで

Tesslineについて検索してみましたが、それらしいニュースや記事はありませんでした。

 

メンバー
メンバー

 

HPでは主なメンバー5名の名前と顔写真が公開されています。

Tesslineは5億ユーロもの資本金で設立されている会社なので、

各々かなりの資産家or投資家なのか?と思い、

それぞれメンバーについて調べましたが、Tesslineの情報でしか出てきません。

アイルランドから日本へと事業展開するようなグローバル企業なのに、提携先でのサイト上や

投資系メディアで話題になっていないのが不思議です。

日本ではあまり馴染みが無いのですが、海外では5億人以上利用しているビジネス特化型SNSの

linkedinにも彼らの姿はありません…。

Tesslineを世界各国で展開しているのであれば、各々それなりの人脈や資産があるかと思うので、

幅広く活動する為に、個人レベルでlinkedinを利用していてもおかしくはないのですがね。

 

 

 

 

Tesslineの危険性

結論を言うとこの案件はおススメできません。

理由を以下に挙げます。

 

 

 

 

提携先のハズの会社が注意喚起を行っている

注意喚起
注意喚起

※アリアンツ生命保険株式会社のHPより引用

 

Tesslineはアリアンツ生命保険等で有名なアリアンツ・グループと提携している事を

主張しているようですが、アリアンツ生命保険株式会社がアリアンツ・グループと

Tesslineは一切の関わりが無い事を発表し注意喚起を行っています。

上記の内容はアリアンツ生命保険株式会社のサイト上だけでなく、

新日本保険新聞社のサイト上にある保険業界ニュースでも掲載されています。

 

また、イタリアのMercati24という投資系メディアではTesslineが詐欺であると

言っています。

 

Mercati24
Mercati24

※Mercati24より引用

 

ページを日本語に翻訳しているので、日本語の表現として正しいかどうかは

Google先生のご愛嬌ということで…(笑)

これ以外でも海外のサイトでは

・出金できない

・サポートと連絡が取れない

等のレビューがあり、スキャム案件扱いされています。

 

さらに、アイルランドに本拠地があるTesslineですが、そのホームでもある

アイルランド中央銀行が2月7日にTesslineが無許可で投資会社または

投資事業会社として運営している事を公表しています。

(法人・個人関係なく)アイルランドで金融サービスを提供する際には、

アイルランド中央銀行から投資事業の承認を受けなければいけません。

アイルランド中央銀行の承認なく、無許可で運営する事はアイルランド国内では違法です。

グローバルに展開するTesslineであれば、その設立した国であるアイルランドでも当然

事業活動はしているハズでしょうが、その地盤固めができていないのは何故なのでしょうか?

 

特商法の住所がバーチャルオフィス

過去の怪しい案件でもありましたが、今回のTesslineの住所を調べてみると

バーチャルオフィスでお馴染みのアノ会社の住所を使っているようです。

 

バーチャルオフィス
バーチャルオフィス

※リージャスのHPより引用

 

右側の真ん中に記載されている住所ですが、Tesslineの住所と一致しています。

資本金が5億ユーロもある企業がバーチャルオフィスで事業展開するでしょうか?

もしくは、会員や会社の利益を優先する為に、

投資以外へ充てるお金にはシビアな企業なのでしょうか?

会社概要だけ見ると、自社ビルがあってもおかしくはないくらいの企業だと思うのですがね…。

 

 

 

 

最後に

3~4月頃からSNSをメインに徐々に広まっているTesslineですが、

国別のアクセス状況を調べてみると日本はまだアクセス数の上位には入ってきていません。

現在、アクセス数トップはイタリアでした。

世界各国でTesslineが人気になっているのかと思ったのですが、

・イタリア

・ブラジル

・ベトナム

・フィリピン

・ロシア

がアクセス数トップ5なので、恐らくこれらの国でTesslineが流行っているものと思われます。

アクセス数トップのイタリアのメディアでは詐欺だと取り上げられているので、

社会的な問題として発展しているのも知れません。

そして、次は日本をターゲットにして上陸したのかも…(汗)

考えればキリがないので、日本で具体的な被害などが表面化してきていませんので

詐欺と決めつけるのはまだ早いのではないかとは思いますが、

個人的に参加するのは危険であるという認識は変わりません。

Tesslineが上陸してすぐに参加できている人は先行者利益で儲ける事が

出来ているのかも知れませんが、これからTesslineを紹介する人達が増えてくるので、

その頃には誰かがババを引く可能性が高いかも知れません。

自己責任で余剰資金を投じる分には構わないかも知れませんが、

5月の今から「Tesslineに全部突っ込んで人生を変えよう!!」

という勢いで参加するのは控えた方がよさそうです…。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

いくやでした。