こんにちは。いくやです。

今回は中神あきらのザ・タートルズ・プロジェクトについてお伝えします。

是非参考になればと思います。

 

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ザ・タートルズ・プロジェクト
ザ・タートルズ・プロジェクト

 

販売者情報

販売者 合同会社 Turtle Technology
運営責任者 島野雄介
住所 大阪府 大阪市淀川区加島1-61-15
メールアドレス turtles.pjpj@gmail.com
電話番号 記載なし
販売ページ こちらから

内容

“伝説”の投資集団

Turtles再び。

金融大国スイスからの全面協賛のもと、

埋もれた才能を持つ日本人を発掘し「世界的プロップトレーダー」へと育成する

史上初の「投資才能発掘プロジェクト」

※販売ページより引用

 

有名YouTuberが情報商材のオファーを仕掛けるのは珍しくないのですが、

今回お伝えする案件は、有名中の有名どころ…。

仮想通貨をはじめFXや投資に関して様々な動画を配信している

中神あきら氏が登場します⁉

私的にちょっと驚きましたね。

満を持して遂に中神氏が登場するかぁ~!!

正直、こういうオファーを仕掛ける側には興味が無いのだろうと

勝手に思っていました…(汗)

しかも、今までそこら中にある案件とは異なり、

伝説の投資集団タートルズを作ろうとすると言う

切り込み方が斬新でした。

でも、実際に活動していたタートルズは35年前…。

皆タートルズの存在とか知らないでしょう?

…かく言う私もそうですがね(笑)

 

今回のビジネスモデルは企業の資金を利用してトレ-ドしようという内容なので

FXか株だと思われます。

ページや動画でも説明がありますが、このザ・タートルズ・プロジェクトでは

時間や場所にとらわれない生き方ができる「プロップトレーダー」という

人材を育成していき、企業投資家として成功させるプロジェクトです。

その壮大なプロジェクトにスイスのT社が全面的にバックアップしてくれるという

神体制!!(笑)

中神氏が贈る激熱プロジェクトを期間限定・完全無料で参加できるとの事です。

 

そもそも投資家集団を育成するプロジェクトが何故日本で行われるのか?

海外では行われていないのか?

そーいう疑問を持つ人もいるのではないでしょうか?

それについては以下の様に説明されています。

 

今回のプロジェクトが何故日本で行われるのか?という事なのだが、
上述した23人が持っていた”ある1つの要素”に大きく関わっている。

それは、2017年末から大暴騰と2018年に入って大暴落を起こした、
仮想通貨市場から読み解く事が出来る。
日本は世界に先駆けて仮想通貨の取引所や法整備を行い、
仮想通貨における先進国となった。

投資で損をするのが怖くて資金を投じることをためらうのが世界的な風潮であるが、
日本人の場合は富裕層だけでなく、
資金の少ない庶民層でも多くの人達が仮想通貨市場に参加していった。

儲けているかどうかは一旦置いたとして、
投資への恐れはなかなか拭えないものだが、
日本人にはいい意味でその恐れが欠けている。

投資で買っていく為には迫りくる損失の恐怖に打ち勝たねばならず、
先天的に日本人には恐怖に打ち勝つための、
精神的強さが世界各国で見ても断トツに高い。

その日本人のこのポテンシャルの高さを、
金融大国スイスの「T」社が目を付け、
今回のプロジェクトを日本で起こす事に決定したのだ。

23人が持っていた“ある”1つの要素とは
『トレーダーとしての才能』である。

 

※販売ページより引用

 

ん~、日本は仮想通貨の先進国ですか?

確かにビットコインなどの仮想通貨の流通量などは1位ですが、

法整備や規制などに関しては先進国やお隣の国より遅いような気がします。

要するに仮想通貨に魅せられて、資金の大小に関係なく多くの日本人が

仮想通貨市場に参戦したから日本人のメンタルは強いという事ですね?

投資の勝敗に関係なく参加することに意義があるという観点で見れば

そうだと言えるかもしれませんが…(汗)

でも、投資で負けたら一時的でもメンタルは弱りますよ。

 

スイスのT社が日本に目を付けたのは、日本人の精神力ということは

仮想通貨市場に参戦する日本人たちにサムライで言う「武士道」を見たんですね(笑)

…ではなくて、T社が求めるトレーダーとしての才能を持っているのが

多い人種が日本人なのだそうです…。

T社は各国でトレーダーとして才能ある人種の統計でも取って、

日本人がベストだという結論にでもなったんですかね?

 

 

中神あきらとは?

中神あきら
中神あきら

仮想通貨関連のYouTube動画を見ている方で知らない人はいないハズ。

瞬く間に登録者を増やし、仮想通貨・FX・株などの情報を配信している有名人です。

中神氏の各動画の再生数も多く、動画の内容もタメになるものが多く、

多くの中神ファンがいる事でしょう。

 

タートルズとは?
タートルズとは?

 

上記のページや動画で35年前のタートルズについての説明がされています。

更に中神氏は動画でタートルズの実験に参加した人達は

・投資経験の無い初心者

・社会不適合者の烙印を押された者

ばかりの人間で構成された集団であると説明しています。

 

今度のプロジェクトも日本中からそーいう人達を募集するんですかね?

ちなみに今回のプロジェクトの参加者の定員は765名です。

プロップトレーダーを半年で育成するというプロジェクトなのですが、

中神氏の説明通りの社会不適合者を募集したり育成するのは並大抵な事では

ないでしょう。中神氏の手腕に期待ですね!!

 

私もこのプロジェクトの公式LINEと中神氏のLINEへ登録し、

あわよくばという甘い気持ちで友人と一緒に参加してみました(笑)

 

そしてこのプロジェクトを進めていく上で中神氏は参加者へ対して

様々な課題を与えていきます。

 

ペンタグラム
ペンタグラム

1つ目はトレーダーとしての才能があるかどうかを判断する為に

ペンタグラム分析というテストをします。

その分析を行う事によって、合否を決めて参加者をふるいにかけます。

要するにここで脱落者が発生して次のステージに進む者を少なくしようと

している訳です。

 

ペア
ペア

2つ目はプロジェクトに参加した者同士でペアを組み、

情報共有や意見交換をして積極的に参加しようというものです。

ペアを組む相方はそれぞれ運営側の方から勝手に割り当てられます。

いきなり誰だかわからない人と交流するのもどうかと思いますが…(汗)

課題の順番が逆になってしまいますが、このペアを組んで数日経ってから

先程のペンタグラム分析を行う流れになります。

ちなみに私のペアの相方は「オサム」という人でした。

少しこちらから運営側へ要望を出してみればよかったですね。

若いおねーちゃんが良かったって…(笑)

 

退会
退会

3つ目は動画を見なかったり、プロジェクトに対して積極的に取り組まない場合は

退会させられるといったものです。

動画を誰が見てないとか、どのペアがやり取りしていないとか

どーやって分かるんでしょうかね?

誰かが何処かで監視している?

まさか、公開された動画の向こうから中神氏がこっちを見ているのでしょうか⁉

それはさすがに怖いです…(汗)

もしそうであれば、投資集団ではなくて秘密結社ですね(笑)

 

 

プロップトレーダー1
プロップトレーダー1

 

このプロジェクトの目的である半年で育成するプロップトレーダーとは

以下のように説明しています。

 

場所も、時間も、ライフスタイルも、すべてが自由で、
好きな時にトレードをするだけで莫大な収入を得ることができる、
働き詰めで時間のない日本人にとっては信じられない職業だろう。

このプロップトレーダーは、企業の余剰資金を使うので自己資金は一切必要ないし、
毎月固定報酬が30万円約束されている。

その上、成果報酬としてはトレードした利益の25%がもらえるので、
例えば、1,000万円の利益を出せば250万円の報酬が手に入る。
ロジックさえ掴んでしまえばあとは取引する金額の桁を増やすだけ。
億単位の報酬が手に入るということも極めて現実的である。

 

※販売ページより引用

 

日本ではまだ認知度が低いそうで、金融先進国では社会的地位も高く

時間も働く場所も縛られないライフスタイルを送りながら、

トレード1つで圧倒的な収入を得ることができるという職業だそうです。

働き方からしてまず現代の日本人にスタイルに合わないでしょうね…(笑)

プロップトレーダーは自己資金ではなく、企業から余剰資金を託されて運用するので

利益を出せば成功報酬で平均的に利益の25%がもらえるそうです。

毎月固定で30万円も貰えるって、歩合制の仕事では無いのですかね?

その毎月固定の30万円はどこから支給されるものなのでしょうか?

そもそも企業の雇用契約をするのわけではないのでしょうから、

プロップトレーダーはどこかに所属して(社員になって)毎月30万円を

受け取るという意味なのでしょうか?

 

プロップトレーダーで成功すれば大きなリターンを得られる

可能性を秘めているのは分かりました。

その反面、トレードを失敗して損失を出してしまった場合は?

ページでは

「もし万が一、損失を出してしまった場合でもあなたがその損失を負担する必要は一切ない。」

と書いてありますが、資金を提供した企業側からしたら激しく大きな問題なのでは⁇

運用成績が悪ければトレーダーとして使えないので、契約解除(解雇?)

という形もあり得るような気がします。

企業の余剰資金で運用したといっても、企業から損害賠償おこされないですか?

自分の金より他人様の金でやる方が余程プレッシャーかかりますよ…(汗)

 

 

ザ・タートルズ・プロジェクトの危険性

結論を言うとこの案件はおススメできません。

理由を以下に挙げます。

 

 

ペンタグラム分析の結果が怪しい

ペンタグラム分析(合格)
ペンタグラム分析(合格)
ペンタグラム分析(不合格)
ペンタグラム分析(不合格)

中神氏から課題として与えられたペンタグラム分析ですが、

素早く直感的に回答するように指示がありました。

上記の合格・不合格のそれぞれ3パターンしかなかったようです。

このことにいち早く気付いた誰かがLINEで運営側に報告したそうなのですが…(汗)

 

投資家として必要なのは直感⁇って思ってしまうところですが、

私とペアを組まされていた相方のオサムどんは残念ながら不合格の

結果のスクショをLINEで送ってきてくれました。

私と一緒に参加した友人は合格し、その友人のペアを組んだ相方は不合格でした。

 

ちなみに私はペンタグラム分析をやっておりません。

相方のオサムどんには一切挨拶もしていないし、LINEのメッセージが来ても

ガン無視していました(笑)

また、公開された動画は長かったので参加してからしばらくは見ていません。

ペアの相手がサクラではないか?と疑っていたのもありますし、

友人がペンタグラム分析を回答していたので、何もやらないパターンは

結果がどうなるのかというのが気になっていたので…(笑)

この時点で運営側からいくやは才能無しの判断をされるかと覚悟していましたが…

 

………まさかの合格⁉

何もやっていないのに!!

テキトーだという事が分かりました(笑)

分析すら参加していないのに、運営側は何を根拠に

私にトレーダーの才能があるのか聞きたいですね

 

おそらく自分が合格して選ばれたという意識を植え付けて、

参加者が逃げないようにする為のハッタリだったのでしょう。

プロップトレーダーの定員は765名ですが、別に765名を本気で選ぶつもりもなく

何人でも取る予定だったのでしょうね。

 

 

 

プロップトレーダーの育成を受ける為にはバックエンド購入

タートルズアカデミー
タートルズアカデミー

 

完全無料で参加できるハズだったと思うのですが、どこでそーなりましたか?

35年前の投資集団も主催者に参加料を払い、投資術を学んでいたんでしょうか?

タートルズアカデミーに参加するには298,000円が必要になります。

さらに上位のバックエンドもで控えているそうです…。

凄腕の投資集団を育成するのにさらに高額なバックエンドを

準備する必要性が理解できません。

765名全員同じ内容を学習するのにバックエンドで差別化をはかる

必要があるのでしょうか?

スイスの企業が協力するというものの、ジャパニーズサムライを対象に

765名集めるのも現実的に考えにくいと思います。

日本人765名がプロップトレーダーになるまでの半年間待つよりも

世界中からもっとトレーダーとして有能な人材を集めた方が早いかと…。

 

 

最後に

ページや動画、そして中神氏が説明していた35年前のタートルズの内容には

間違いがあります。

 

1つ目はアメリカのトレーダーのリチャード・デニスがただ初心者を育成する目的で実験を

した訳ではなく、もう1人のトレーダー(親友でもある)のウィリアム・エックハートとの

論争に決着をつける為にトレーダー研修生を募集しました。

この時の論争は

・初心者の集団でも鍛えれば優れたトレーダーになれる

 (リチャード・デニスの主張…努力)

・トレーダーに必要なのは素質である

 (ウィリアム・エックハートの主張…才能)

どちらが正しいか決着をつける為に伝説の投資集団タートルズが誕生したと言われています。

 

2つ目はメンバーで社会不適合者ばかりの集団では無いという事。

35年前のタートルズは1,000人を超える応募者がいて、

その中から各分野で一流の知力を持つメンバーを選んでいたことです。

・有名RPGゲーム「ダンジョン&ドラゴンズ」の編集者

・シカゴ大学の言語学博士号を持つ者

・アメリカ最大の穀物企業「カーギル社」のトレーダー

・会計士

・プロギャンブラー

など、選ばれた23名のほとんどはトレード経験者でありました。

これは、実際にタートルズで最高の成績を叩き出したメンバーの著書で本人が

語っています。

その本はAmazonなんかでも購入できますので、気になる方は探してみてください。

 

プロジェクトで説明している

・毎日家事と子育てをしている主婦

・一般企業に勤めるサラリーマン

・工場で働く中年男性

・路上で靴を磨く貧しい青年

を社会不適合者に当てはめるのもどうかと思いますがね。

所得の貧困層や情弱者を狙って、敢えてタートルズの内容を偽って説明している

のが分かります。

 

中神氏が独自路線で多くの動画をupして、仮想通貨やFXの業界でのご意見番として

今後も活躍していくのかなぁ~と思っていたのですが、

こういうオファーを仕掛けるとは…(汗)

このことによって自身に起こりうるリスクも重々理解しているとは思うのですが。

 

また、タートルズアカデミーに参加後にキャンセルしようとしたら、

キャンセル料で数万円要求されたという情報もありますので運営側は

何らかの名目や形でお金を取りたいという姿勢が伺えます。

中神氏のネームバリューと支援してくれるスイスのT社が付いているのであれば、

参加者に対してもっと寛大に対応することはできないのでしょうか?

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

いくやでした。